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カフェ好き必見!3Dラテアートの世界をのぞいてみよう

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公開: 2025/06/05 更新: 2025/10/06
カフェ好き必見!3Dラテアートの世界をのぞいてみよう

3Dラテアートって聞いたことありますか?

カフェラテの上に、まるでぬいぐるみのような動物やキャラクターがちょこんと乗っている…。そんな不思議で可愛いアートが、いまSNSやカフェ好きの間で静かに注目を集めています。
それが「3Dラテアート」。この記事では、その魅力や作り方、そして背後にある科学を、初心者でもわかりやすくご紹介します。

3Dラテアートの基本:2Dとの違いとは?

一般的なラテアート(2Dラテアート)は、エスプレッソの上にスチームミルクを注ぎ、ハートやリーフなどの模様を描きます。
一方、3Dラテアートは、たっぷりの泡立てたミルクフォームをスプーンで盛り付け、立体的な動物やキャラクターを作るスタイル。
仕上げにはチョコソースや竹串を使って顔や模様を描き、SNS映えするかわいらしい作品が完成します。

Kohei Matsunoさん(東京・台東区のカフェ「Hatcoffee」店主)は、3Dラテアートの第一人者として知られ、お客様のリクエストに応じて犬・猫・アーティストなど多彩な作品を作成しています。

美しい3Dフォームを作るには?ミルクの科学がカギ

実は、3Dラテアートで最も重要なのはミルクフォームの質。ミルクの中の「タンパク質」と「脂肪」が泡の安定性を左右します。

  • タンパク質:泡の表面を安定させ、構造を保つ働きがある
  • 脂肪分:風味は豊かになるが、泡の安定性は下がる
  • 温度管理:加熱しすぎるとタンパク質が変性し、泡が崩れる

理想的なスチーム温度は以下の通り:

  • 牛乳:約60〜65℃(最大70℃まで)
  • 植物性ミルク:種類により異なるが60℃前後が目安

参考出典:Higher Grounds Trading Co.

注ぎ方のコツ:高さ・角度・スピード

2Dラテアートと違い、3Dラテアートはスチーム直後にミルクを注ぐというより、スプーンですくって盛り付ける作業がメイン。ここでのコツは以下の3つです。

  • フォームを30秒ほど落ち着かせる:上部の硬い泡だけを使いやすくするため
  • ベースを先に注いでおく:ラテの表面を平らに保つ
  • 細部は竹串やラテアートピックで調整:目・鼻・輪郭などを繊細に描写

慣れてきたら「ハート」「くま」「ネコ」などのモチーフからチャレンジしてみましょう。

自宅でできる3Dラテアートの作り方

3Dラテアートは、電動ミルクフォーマーフレンチプレスがあれば、家庭でも楽しめます。

  1. 耐熱カップに100mlの牛乳を入れ、40〜60℃に温める
  2. 空気を含ませるようにしっかり泡立てる
  3. 泡を1分ほど置き、上部の硬い部分をスプーンですくって使う
  4. コーヒーの上にベースを乗せ、追加の泡で形を整える
  5. チョコペンや竹串で仕上げの顔や模様を描く

※泡がへたる前に手早く作るのがポイントです。

出典:読売新聞オンライン

3Dラテアートを楽しめるカフェスポット

東京・台東区の「Hatcoffee」では、Kohei Matsunoさんによる本格的な3Dラテアートが楽しめます。
また、近所で作業にぴったりなカフェを探したいなら、Café Cherché(カフェ・シェルシェ)の利用が便利。
Wi-Fi・コンセント・静かさ・混雑状況などがマップで確認でき、作業カフェ選びにぴったりです。

まとめ:技術と遊び心が詰まったラテアートの世界へ

3Dラテアートは、見た目の可愛さだけでなく、ミルクの性質や温度管理など、ちょっとした「科学」と「職人技」が詰まった奥深い世界です。
お気に入りのカフェでその一杯に癒されたり、自宅で挑戦してみたり…。
あなたのカフェタイムがもっと楽しく、豊かになりますように。



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