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桜・梅・桃・杏の違いって?春の花の見分け方&開花時期まとめ

2025/04/06 13:55
桜・梅・桃・杏の違いって?春の花の見分け方&開花時期まとめ

「この花、梅?桃?それとも桜…?」
SNSで春の写真をアップしたとき、ちょっと迷った経験はありませんか?似ているようで実は全然違う、春の花たち。この記事では、そんな「桜・梅・桃・杏」の見分け方と開花時期を写真や表でわかりやすく解説します。次のお花見がもっと楽しくなること間違いなしです♪

春の花、どうして似てるの?

桜・梅・桃・杏(アンズ)は、どれも「バラ科サクラ属」の植物です。分類上の近さから、花の形や色も似ているため、特に初心者には見分けが難しいと言われています。

それぞれの花には特徴があり、開花時期や花の咲き方、葉の出方などに違いがあります。まずは、開花の時期から比べてみましょう。

開花時期を比較:いつ咲く?

花の名前 開花時期
1月下旬〜4月下旬(品種によっては12月中旬〜)
3月中旬〜4月下旬
3月中旬〜5月上旬(沖縄では1月ごろに咲く)
杏(アンズ) 3月〜4月

開花時期だけで見ると、梅が最も早く、次に桃・杏、最後に桜が咲く傾向があります。ただし地域や気候、品種によっても前後するため、あくまで目安としてください。

桜・梅・桃の見分け方:見た目でチェック

それぞれの花を見分けるポイントは、以下の4つです。

  • 花びらの形
  • 幹の肌の色・質感
  • 葉が出るタイミング
  • 花の付き方(軸)

以下の表で見比べてみましょう。

種類 花びら 幹肌 花の付き方
先が二股に割れたハート型 赤茶色で横縞模様、叩くと軽い音 花が咲いた後に出る 長い軸で下向きに咲く
丸くてふっくら 黒っぽくてザラザラ 花が咲いた後に出る 軸がなく枝に直接咲く
先が尖っている 白っぽくつるつる、斑点模様あり 花と同時に出る 短い軸で2輪が一緒に咲く
杏(アンズ) 梅に似た丸い形 幹に縦模様あり 花と同時に出る 枝に沿って咲く

品種数にも違いがある

見た目の違いに加えて、品種の数も特徴のひとつです。

  • :500種類以上の品種が存在
    • 原種:10種
    • 自然交配の野生種:約100種
    • 人為交配種:約300種

特に桜は、観賞用に改良された品種が多く、地域ごとの風景や文化にも密接に関係しています。

補足:アンズ(杏)との違いも知っておこう

「梅に似てるけど何か違う…」というときは、アンズかもしれません。杏は花びらの形が梅とよく似ていますが、幹に縦模様があること、また花と葉が同時に出るのが特徴です。

味の面では、アンズは果実としての利用(ジャムなど)がメインで、花自体も鑑賞価値があります。

まとめ:花の知識で春がもっと楽しくなる

桜・梅・桃・杏、それぞれの違いを知ることで、いつもの春の風景がちょっと違って見えてきますよね。

  • 開花時期の違いに注目
  • 花の形・軸・幹肌で見分ける
  • 葉の出るタイミングも大事なヒント

次に春の花を見かけたら、「これは○○かな?」と想像してみてください。それだけで、お花見や散歩の時間がもっと特別なものになるはずです。

出典:ウェザーニュース



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