世界の新年の祝い方10選|国別の風習・食べ物・カウントダウンが面白い!

世界の新年の祝い方10選|国別の風習・食べ物・カウントダウンが面白い!
新年の迎え方は世界共通…と思いきや、実は国ごとにびっくりするほど個性的。花火やカウントダウンだけでなく、食べるもの・身につけるもの・家でやることまでさまざまです。この記事では、旅行気分で読めて会話のネタにもなる「世界の新年の祝い方10選」をテンポよく紹介します。
世界の新年の祝い方10選
1. スペイン|0時の鐘に合わせて「12粒のぶどう」
年越しの瞬間に、鐘の音に合わせてぶどうを12粒食べる風習。うまく食べ切れると一年が幸運に…という“ゲーム性”が人気で、家でも広場でも盛り上がります。[1]
2. アメリカ(NYC)|タイムズスクエアの「ボールドロップ」
ニューヨークのタイムズスクエアでは、年越しに合わせて巨大なボールが降りてくるカウントダウンが定番。現地に行けなくても、映像で“世界の年越し感”を味わえる代表格です。
3. イギリス|花火とカウントダウンで街がフェス化
ロンドンなどの大都市では、花火やイベントで新年を迎えるスタイルが定番。街全体が“お祝いモード”に切り替わるのが、見ているだけでも楽しいポイントです。
4. スコットランド|「ファーストフッティング」で最初の来客が運を決める
新年最初に家の敷居をまたぐ人が、その年の運を左右するとされる伝統行事。象徴的な贈り物(ウイスキーなど)を携えて訪れるのが特徴です。[2]
5. ブラジル|白い服で海へ、波に願いを込める
白い服で年越しを迎えたり、海辺で新年を祝ったりする地域も。暑い季節の新年ならではの“開放感”が魅力で、写真映えも抜群です。
6. フィリピン|“丸いもの”で豊かさを願う
丸い果物や丸い模様など、「丸=コイン」を連想させるものを取り入れて、豊かさを願う家庭も。テーブルに並ぶ果物が華やかで、家庭の年越し感が伝わります。
7. ギリシャ|ざくろで「福」を呼び込む
新年にざくろを使う風習があり、実の多さから“繁栄”のイメージと結びつくことも。赤い果実は見た目の縁起もよく、食の話題としても強いネタです。
8. デンマーク|皿を割って“親しさ”を伝える(地域の風習)
年越しに皿を割る、という少しびっくりする習慣が語られる国もあります。破壊ではなく「厄落とし」や「親しい相手ほど割る」などの意味づけで紹介されることが多く、雑学として盛り上がりやすいタイプ。
9. エクアドル|人形(アニョ・ビエホ)を燃やして“旧年を手放す”
旧年を象徴する人形を燃やして、新年に気持ちを切り替える儀式が知られています。「燃やす=浄化」のストーリーが分かりやすく、文化背景も含めて語りやすい風習です。
10. 日本|初詣・おせち・年越しそばで“整える年越し”
初詣で一年の願いを立て、おせちで節目を祝い、年越しそばで締める——日本の正月は“暮らしを整える”色が強いのが特徴。世界の派手な年越しと比べると、静かな幸福感が際立ちます。
ジャンル別に見ると、世界の新年はもっと面白い
食で祝う
- スペイン:12粒のぶどう
- フィリピン:丸い果物
- 日本:年越しそば・おせち
“行動”で運を呼び込む
- スコットランド:最初の来客(ファーストフッティング)
- ブラジル:白い服+海辺で祈る
- エクアドル:人形を燃やして区切りをつける
街で盛り上がる
- アメリカ:大規模カウントダウン(例:タイムズスクエア)
- イギリス:花火やイベントでフェス化
日本で“ちょい真似”しやすい新年習慣3つ
- 0時にひと口ルール:ぶどうやみかんなど、食べやすい果物を一口だけ。気分が出ます。
- 玄関リセット:新年を迎える前に玄関だけ軽く整える(靴を揃える・照明を拭く)。「区切り」が作れます。
- 新年の最初の挨拶を丁寧に:家族でも、最初のひと言をちゃんと交わす。派手さはなくても“祝い”の核になります。
よくある質問
世界の新年はみんな1月1日?
国や宗教、暦によって「新年」のタイミングはさまざまです。1月1日の祝賀が広い地域で見られる一方、別の時期に新年を祝う文化もあります。[3]
年越しの“共通点”ってある?
形は違っても、共通しているのは「区切りをつける」「縁起を担ぐ」「大切な人と過ごす」。世界の習慣を知ると、いつもの正月も少し新鮮に感じられます。
