【2026年版】東京の猫カフェ完全ガイド10選|保護猫カフェとチェーン店の違いを料金・営業時間つきで

猫カフェを検索すると、10分297円のチェーン店と、1時間1,500円の保護猫カフェが並んで出てきます。同じ「猫カフェ」という名前でも、この2つは成り立ちからして別のものです。前者は猫と過ごす時間を売る店で、後者は保護した猫の里親を探す活動の場に喫茶がついた店です。滞在の仕方も、猫との距離も、行ったあとに残るものも違います。
この記事では、2026年8月時点で営業を確認できた東京の10軒を、料金・営業時間・入店できる年齢つきで紹介します。あわせて、猫カフェの閉店時刻が20時の店と21時の店に分かれる理由も説明します。これは店の方針ではなく、法律で決まっていることです。料金や営業時間は変わることがあるので、訪問前に各店の公式情報でご確認ください。
1. 猫カフェ MOCHA 池袋本店(池袋)
JR池袋駅西口から徒歩1分。全国展開するMOCHAの本店で、20匹以上が在籍しています。料金は平日10分297円・最大3,960円、土日祝10分385円・最大4,620円(いずれも税込)。予約は不要で、思い立ったときに立ち寄れます。営業は10時から20時(最終入店19時30分)、年中無休。
6歳以上から入店でき、小学生以下は保護者の同伴が必要です(大人1名につき3名まで)。木の内装で統一された明るい店内は、猫カフェが初めての人でも入りやすい作りです。
2. 猫カフェ MOCHA モカラウンジ新宿店(新宿)
JR新宿駅南東口から徒歩2分、新宿三丁目駅E9出口から徒歩1分。40匹以上が在籍する、紹介する中では最大規模の店です。料金は池袋本店と同じく平日10分297円・最大3,960円、土日祝10分385円・最大4,620円。営業は10時から21時(最終入店20時30分)と、遅い時間まで開いています。
注意したいのは年齢制限です。この店だけは13歳以上でないと入店できません。同じMOCHAでも渋谷・原宿・秋葉原は3歳から入れるので、お子さん連れの場合は店舗選びを間違えないようにしてください。
店舗ページ:猫カフェ MOCHA モカラウンジ新宿店
3. 猫カフェ MOCHA 渋谷センター街店(渋谷)
JR渋谷駅ハチ公口から徒歩5分、センター街のビル8階。25匹以上が在籍し、料金は平日10分297円・最大3,960円、土日祝10分385円・最大4,620円です。営業は10時から20時(最終入店19時30分)。
3歳以上から入店でき、小学生以下は保護者同伴(大人1名につき3名まで)。買い物や映画の合間に30分だけ、といった使い方がしやすい立地です。
店舗ページ:猫カフェ MOCHA 渋谷センター街店
4. 僕と猫。秋葉原店(秋葉原)
千代田区外神田のビル5階にある、チェーンではない単独店です。15匹から20匹ほどが在籍しています。料金の組み立てが独特で、平日は10分330円にフリードリンク385円を足す形、土日祝は10分440円+フリードリンク550円。未就学児と女性はドリンク代が無料になります。
営業は11時から21時(最終入店20時30分)で年中無休。中学生未満は保護者の同伴が必要です(大人1名につき2名まで)。時間制のチェーン店と同じ感覚で使えて、飲み物が飲み放題になる分、長めに滞在する人に向いています。
5. 保護猫カフェ ネコリパブリック東京お茶の水店(湯島)
ここから保護猫カフェです。文京区湯島のビル4階、和室でくつろげる譲渡型の店で、数十頭が暮らしています。料金は平日30分1,430円・60分1,760円・120分2,750円、土日祝は30分1,650円・60分1,980円、延長は30分ごと660円。営業は平日12時から19時、土日祝11時から18時で、木曜定休(祝日は営業)です。
予約優先ですが、予約なしでも空いていれば入れます。中学生以下は保護者同伴。ここにいる猫はすべて里親を募集していて、気に入った猫がいれば譲渡の相談ができます。「猫と遊ぶ」だけでなく「猫を迎える」入り口にもなっている店です。
6. 保護猫カフェ 浅草ねこ園(浅草)
浅草駅から徒歩6分、台東区花川戸のビル3階。浅草で個人が里親探しを続けている店で、常時11匹から20匹の保護猫がいます。混血種が中心で、血統書付きの猫が並ぶチェーン店とは雰囲気がかなり違います。
入園料は1時間まで大人1,000円・子ども900円、延長は30分ごと400円。平日限定で3時間2,300円のプランもあります。営業は当面のあいだ12時から20時(通常は11時から21時)、火曜定休。3歳以上から入園でき、小学生以下は保護者同伴です。浅草観光のついでに立ち寄れる立地も使いやすいところです。
7. Cat Cafe てまりのおうち(吉祥寺)
吉祥寺駅から徒歩5分。森の中の家をそのまま作り込んだような内装で知られる店です。この店の特徴は時間制限がないこと。多くの猫カフェが10分単位や30分単位で課金するなか、一度入れば閉店まで過ごせます。飲食物の持ち込みも自由で、ワンドリンク制もありません。
営業は平日12時から20時、土日祝11時から20時、不定休。公式サイトに料金表が常時掲載されていないため、金額は訪問前に確認してください。各予約サイトの掲載では昼2,000円・夜1,500円とされています。腰を据えて長居したい人には、時間を気にせず過ごせる分、結果的に割安になります。
店舗ページ:Cat Cafe てまりのおうち
8. Cat Cafe Cateriam(下北沢)
下北沢駅の井の頭線西口改札から徒歩1分。在籍する14匹のうち11匹が保護猫で、沖縄から引き取られた猫が多いのが特色です。料金は1時間1,200円(ドリンク付き)、ドリンクなしなら1,000円。15分300円のお試しコースがあるので、猫カフェが初めてで様子を見たい人にも向いています。
3時間パックは平日2,000円・土日祝2,400円。営業は火曜から金曜が11時から21時、土日祝が10時から21時(最終受付20時45分)、月曜定休(祝日は営業し翌火曜が休み)です。
店舗ページ:Cat Cafe Cateriam
9. BAKENEKO CAFE 化猫茶屋(西早稲田)
西早稲田駅から徒歩6分。8匹以上が在籍し、うち複数が保護猫です。料金は30分1,000円・1時間1,500円・2時間2,400円・3時間3,000円で、平日限定のフリータイムが3,000円。学生は2割引、小学生は半額になります。
営業は11時から20時(ラストオーダー19時)、月曜と水曜が定休。オンラインで予約でき、4名以上は電話です。小学生未満は入店できません。入店時に靴下の着用が必要なので、素足のサンダルで行くと困ります。夏場は特に気をつけてください。里親募集や引き取りの相談も受けています。
店舗ページ:BAKENEKO CAFE 化猫茶屋
10. 保護猫喫茶 要にゃんこ亭(要町)
要町駅から徒歩3分、豊島区池袋3丁目。これまでに700頭以上の保護猫を譲渡につなげてきた店です。料金は平日30分1,000円・1時間1,500円、土日祝は1時間1,600円で、いずれもドリンク飲み放題と駄菓子食べ放題が込み。営業は12時から21時(最終受付20時30分)です。
予約はLINEが推奨されています。小学生から高校生は半額、未就学児は無料(保護者同伴が必要)で、家族で行きやすい料金設定です。池袋から一駅ずらすだけで、こうした地域密着の保護猫カフェがあります。
店舗ページ:保護猫喫茶 要にゃんこ亭
目的別の選び方
- 短時間で気軽に立ち寄りたい:MOCHA各店(10分297円から)、Cateriam(15分300円のお試し)
- 時間を気にせず長居したい:てまりのおうち(時間制限なし・持ち込み自由)、化猫茶屋(平日フリータイム3,000円)
- たくさんの猫に会いたい:MOCHAモカラウンジ新宿店(40匹以上)、MOCHA秋葉原店(30匹以上)
- 里親を探している・保護猫を支援したい:ネコリパブリック東京お茶の水店、浅草ねこ園、要にゃんこ亭
- 小さな子どもと行きたい:MOCHA渋谷センター街店・原宿店(3歳から)、要にゃんこ亭(未就学児無料)
- 夜に行きたい:MOCHAモカラウンジ新宿店・僕と猫。秋葉原店・要にゃんこ亭(21時まで)
- 予約なしで行きたい:MOCHA各店、僕と猫。秋葉原店
20時に閉まる店と21時まで開いている店がある理由
猫カフェの閉店時刻を見比べると、20時の店と21時の店にきれいに分かれます。これは店の営業方針ではなく、動物愛護管理法の施行規則で展示できる時間が決まっているためです。
規則では、犬と猫を展示してよいのは原則として午前8時から午後8時までとされています。ただし猫には例外があり、生後1年以上で、休息できる設備へ自由に移動できる状態にある猫(「特定成猫」と呼ばれます)に限って、午後8時から午後10時までの展示が認められています。この場合も1日の合計展示時間は12時間を超えてはいけません。この扱いは2016年6月1日に施行された改正省令によるものです。
つまり21時まで開いている店は、猫がいつでも人の目から離れて休める設備を用意したうえで営業しているということです。夜の時間帯に行くなら、猫が自分で引っ込める場所があるかを見てみると、その店の作りがよくわかります。
初めて行く前に知っておきたい5つのこと
- 入店時に手の消毒と手洗いを求められます:猫の健康を守るためのもので、どの店でも共通です。上着やかばんをロッカーに預ける店もあります。
- 抱っこができない店が多い:撫でるのは自由でも、抱き上げるのは猫の負担になるため禁止としている店が少なくありません。ルールは店ごとに掲示されているので、入店時に確認してください。
- フラッシュ撮影は禁止:猫の目に負担がかかります。スマートフォンのフラッシュも切っておきましょう。
- 年齢制限が店ごとに違う:3歳から入れる店、小学生未満は不可の店、13歳以上のみの店があります。今回紹介した中でもMOCHAモカラウンジ新宿店は13歳以上、化猫茶屋は小学生未満不可です。
- 靴下が必要な店がある:化猫茶屋は靴下の着用が条件です。夏にサンダルで出かけると入れないことがあります。
閉店・移転の情報に注意
猫カフェは入れ替わりのある業態です。検索結果や地図アプリには、すでに閉店した店の情報がそのまま残っていることがあります。また、店名が似ていて所在地が東京ではない店が「東京の猫カフェ」として紹介されている例もあります。遠方から向かうときは、公式サイトか公式SNSの直近の投稿を確認してから出かけてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 東京の猫カフェの相場はいくらですか?
1時間あたり1,200円から1,800円前後です。10分単位のチェーン店(MOCHAは平日10分297円)で1時間過ごすと約1,780円、保護猫カフェは1時間1,500円前後の店が多くなっています。時間制限のないてまりのおうちのような店は、長く滞在するほど割安になります。
Q. 保護猫カフェと普通の猫カフェは何が違いますか?
目的が違います。保護猫カフェは保護した猫の里親を探す活動が中心で、気に入った猫がいれば譲渡の相談ができます。通常の猫カフェは猫と過ごす時間そのものを提供する店で、猫を迎えることは前提にしていません。どちらも第一種動物取扱業の登録が必要な点は同じです。
Q. 予約は必要ですか?
MOCHA各店や僕と猫。秋葉原店といったチェーン系は予約不要で当日入店できます。一方、保護猫カフェは予約優先の店が多く、ネコリパブリックは予約優先、要にゃんこ亭はLINE予約が推奨されています。土日は混み合うので、確実に入りたいなら予約できる店を選んでください。
Q. 子どもと一緒に行けますか?
店によって下限年齢が違います。MOCHA渋谷センター街店・原宿店・秋葉原店は3歳から、池袋本店は6歳から、要にゃんこ亭は未就学児無料(保護者同伴)です。逆にMOCHAモカラウンジ新宿店は13歳以上のみ、化猫茶屋は小学生未満が入店できません。出かける前に必ず確認してください。
Q. 猫を抱っこできますか?
抱っこを禁止している店が多く、撫でるまでとしているのが一般的です。猫のほうから膝に乗ってくるのを待つのが基本的な過ごし方になります。おやつをあげられるかどうかも店ごとに違い、有料のおやつを販売している店ではそれを使います。
Q. 夜遅くまで開いている店はありますか?
MOCHAモカラウンジ新宿店と僕と猫。秋葉原店が21時まで(最終入店20時30分)、要にゃんこ亭が21時まで(最終受付20時30分)です。法律上、猫の展示は原則20時までで、条件を満たす成猫に限って22時まで認められているため、これより遅い時間の営業はありません。
まとめ
東京の猫カフェは、10分単位で気軽に立ち寄れるチェーン店と、里親探しを軸にした保護猫カフェの二つに大きく分かれます。前者なら池袋・新宿・渋谷・秋葉原の駅前で、思い立ったその日に入れます。後者は湯島・浅草・要町・下北沢・西早稲田にあり、猫を迎えることまで視野に入れて相談ができます。時間を忘れて過ごしたいなら、吉祥寺のてまりのおうちのように時間制限のない店を選ぶ手もあります。
どの店を選ぶにしても、入店年齢と閉店時刻だけは先に確かめておいてください。同じチェーンでも新宿店は13歳以上、渋谷店は3歳からと差があります。そして猫が休みたいときに引っ込める場所があるかどうか。それが見える店は、猫にとっても人にとっても居心地のいい店です。
参考サイト
- https://catmocha.jp/ | 猫カフェ MOCHA 公式サイト
- https://www.neco-republic.jp/ | ネコリパブリック 公式サイト
- https://www.asakusanekoen.com/ | 浅草ねこ園 公式サイト
- https://www.cateriam.com/ | Cat Cafe Cateriam 公式サイト
- https://bakeneko-cafe.tokyo/ | BAKENEKO CAFE 化猫茶屋 公式サイト
- https://nyankotei.com/shop/kanameten/ | 保護猫喫茶 要にゃんこ亭 公式サイト
- http://bokuneko.jp/ | 僕と猫。公式サイト
- http://temarinoouchi.com/ | Cat Cafe てまりのおうち 公式サイト
- https://www.env.go.jp/press/102542.html | 環境省「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則の一部を改正する省令の公布について」
