【2026年】お盆の渋滞ピークは地域で4日ずれる|中央道は8月8日、東北道は8月13日。上りは15日に40km

NEXCO3社の予測によれば、2026年のお盆期間(8月7日〜16日)に10km以上の渋滞が発生する回数は全国で436回。前年の実績345回から91回増える見込みです。前年は荒天で車の利用が控えられた反動もありますが、今年は動く人が多い年になります。
そして予測を並べると、あることに気づきます。下りのピークが、地域によって4日もずれているのです。中央道は8月8日から9日、東北道は8月12日から13日。同じお盆でも、混む日が違います。この記事では、NEXCO・JR・航空各社の発表をもとに、これから来る混雑の山を整理します。
下りのピークは地域でずれる
NEXCO中日本(東名・中央道・北陸道など):8月8日〜9日
もっとも早く動くのがこのエリアです。下りのピークは8月8日(土)から9日(日)。最大の渋滞は中央道下り線の相模湖IC付近を先頭に45kmと予測されています。管内の10km以上の渋滞は171回で、3社のなかで最多です。
NEXCO東日本(東北道・関越道・常磐道など):8月12日〜13日
こちらは4日遅れて山が来ます。下りのピークは8月12日(水)から13日(木)。最大は8月13日(木)11時ごろ、東北道下り線の矢板北PA付近で35km。通過に約135分かかる見込みで、通常より100分余計にかかる計算です。
NEXCO西日本 九州エリア:8月13日〜14日
九州は下りのピークが8月13日(木)から14日(金)と、さらに遅めです。5km以上の渋滞が40回予測されています。
関東から中部方面へ向かうなら早い時期に、東北・北関東方面ならお盆に入ってから混む。同じ「お盆の帰省ラッシュ」でも、向かう方角で山の位置が違います。
上りはどこも8月14日から16日
帰りは全国で足並みがそろいます。
- NEXCO東日本:8月14日(金)・15日(土)がピーク。最大は8月15日(土)18時ごろ、関越道上り線の坂戸西スマートIC付近で40km
- NEXCO中日本:8月14日(金)がピーク
- NEXCO西日本 九州:8月14日(金)・15日(土)がピーク
今年の最長予測は、下りの中央道45kmと、上りの関越道40kmです。8月15日の夕方に関越道を上る予定なら、40kmの渋滞を織り込んでおいてください。
ETCの休日割引はこの期間使えない
2026年度から、休日割引の適用除外にお盆が含まれています。8月8日・9日・11日・15日・16日は休日割引が効きません。混雑期の割引をやめて、利用を分散させる狙いの制度変更です。
ただし深夜割引(0時から4時、約30%引き)は使えます。長距離を走るなら、深夜帯に高速に乗る組み立てが料金面でも渋滞面でも有利になります。
新幹線は8月7日から16日まで「のぞみ」全席指定
鉄道で移動する人が押さえるべき点はこれです。2026年8月7日(金)から16日(日)まで、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は全席指定席になります。通常は自由席の1・2号車も指定席になり、自由席特急券ではデッキに立つことしかできません。
ひかり・こだま・みずほ・さくらには通常どおり自由席があります。指定席が取れない場合は、これらを使う選択肢が残ります。
予約状況を見ると、JR東日本は指定席の予約が前年比106%、JR西日本は103%と、いずれも前年を上回っています。ピーク日は次のとおりです。
- JR東日本:下りは8月8日(土)午前中で「身動きが取れないほどの混雑」、上りは8月16日(日)午後。北陸新幹線「はくたか」が特に混雑する見込み
- JR西日本:山陽・北陸新幹線とも下りは8月8日(土)、上りは8月16日(日)
鉄道の下りピークは8月8日で、高速道路の東日本エリアより4日早い点に注意してください。新幹線とマイカーでは、混む日が違います。
飛行機のピークは8月11日
JALの発表(7月31日時点)では、国内線の予約率は77.0%。下り・上りともピークは8月11日(火)で、下りが86.5%、上りが81.4%です。山の日にあたるこの日に、行きと帰りの両方が集中します。
国際線は予約率75.2%で前年より7.3ポイント低い一方、ハワイ・グアム方面は86.2%と前年を上回っています。日本発のピークは8月8日(土)、日本着のピークは8月15日(土)です。
今年の帰省にかかるお金
ソニー損害保険が7月31日に発表した調査(自家用車で帰省予定の20〜50代1,000人)では、帰省費用の平均は2.4万円。移動時間が6時間以上になる人では6.6万円まで上がります。最も多い回答は「1万円くらい」で49.1%でした。
あわせて、お盆玉を用意する人は38.6%で、子ども1人あたり平均9,977円。2019年の32.3%から増えています。帰省の予算を組むときは、この項目を忘れないほうがよさそうです。
混雑を避けるためにできること
- ピーク日を1日ずらす:NEXCO各社が最初に呼びかけているのがこれです。下りなら中日本エリアは8月10日以降、東日本エリアは8月11日までに動くと山を外せます
- 深夜帯を使う:0時から4時なら深夜割引も効きます。渋滞と料金の両方で有利です
- 上りは8月16日を避ける:高速の上りピークは14〜15日ですが、新幹線の上りピークは16日です。移動手段によって混む日が違うので、自分の手段の山を確認してください
- 出発前に交通情報を確認する:予測はあくまで予測です。当日の事故や天候で状況は変わります
- 車間距離を保ち、無駄な車線変更をしない:渋滞の多くは、上り坂やトンネル入口での速度低下から始まります。NEXCOが繰り返し呼びかけている点です
よくある質問(FAQ)
Q. 2026年のお盆でいちばん渋滞するのはいつですか?
下りは中央道が8月8日(相模湖IC付近で最大45km)、東北道が8月13日(矢板北PA付近で最大35km)です。上りは8月15日18時ごろの関越道・坂戸西スマートIC付近で最大40kmが最長の予測です。
Q. なぜ地域でピークが違うのですか?
NEXCO3社が出した予測では、中日本エリアの下りが8月8日〜9日、東日本エリアが8月12日〜13日、九州が8月13日〜14日と分かれています。休みの取り方や目的地までの距離の違いが影響していると考えられます。
Q. お盆に高速道路の休日割引は使えますか?
使えません。2026年度からお盆は適用除外です。8月8日・9日・11日・15日・16日が対象外になります。深夜割引(0時〜4時・約30%引き)は利用できます。
Q. 新幹線の自由席はありますか?
8月7日から16日まで、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は全席指定席で、自由席がありません。ひかり・こだま・みずほ・さくらには自由席があります。
Q. 飛行機はいつが混みますか?
JALの国内線は行きも帰りも8月11日(火)がピークで、予約率は下り86.5%・上り81.4%です。国際線は日本発が8月8日、日本着が8月15日にピークを迎えます。
Q. Uターンはいつがいちばん混みますか?
高速道路は8月14日〜15日、新幹線は8月16日午後です。移動手段によってピークがずれるので、自分が使う手段の山を確認してください。
まとめ
2026年のお盆は、10km以上の渋滞が全国で436回と予測されています。下りのピークは中央道が8月8日〜9日、東北道が8月12日〜13日、九州が8月13日〜14日。上りは全国的に8月14日〜15日で、最長は8月15日夕方の関越道40kmです。
新幹線は8月7日から16日まで「のぞみ」が全席指定になり、下りは8月8日、上りは8月16日が混みます。飛行機の国内線は行き帰りとも8月11日がピーク。高速・鉄道・空で、混む日が少しずつずれています。
ETCの休日割引はこの期間使えません。使えるのは深夜割引だけです。渋滞と料金を同時に避けたいなら、深夜帯に動くのがいちばん確実な手になります。
参考サイト
- https://www.c-nexco.co.jp/en/corporate/pressroom/news_release/6634.html | NEXCO中日本「お盆期間の渋滞予測(全国版)」(2026年7月17日発表)
- https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/head_office/2026/0717/00016400.html | NEXCO東日本「お盆期間の渋滞予測」
- https://www.c-nexco.co.jp/en/corporate/pressroom/news_release/6633.html | NEXCO中日本「お盆期間の渋滞予測(中日本版)」
- https://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/kyushu/r8/0717a/ | NEXCO西日本 九州支社「お盆期間の渋滞予測」
- https://www.westjr.co.jp/press/article/2026/07/24/items/260724_00_press_obonyoyaku.pdf | JR西日本「お盆期間の予約状況」(2026年7月24日発表)
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001482.000017557.html | JR東日本「お盆期間の指定席予約状況」
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000446.000001545.html | ソニー損害保険「2026年 お盆の帰省に関する調査」(2026年7月31日発表)
- https://www.etc-meisai.jp/news/250407.html | ETC利用照会サービス「休日割引の見直しについて」
