お盆にカフェは開いている?主要チェーン9社を調べたら、どこも「店舗による」だった|確実に確かめる方法

お盆に外で一息つきたいとき、その店が開いているかどうかは意外と分かりません。年末年始なら各社が営業時間の告知を出しますが、お盆にはそれがないのです。
実際に主要なカフェチェーン9社の公式サイトを確認してみました。結論から書くと、2026年のお盆について営業を告知している会社は1社もなく、「全店年中無休」と明言している会社もありませんでした。どこも「店舗によって異なるので店舗検索で確認してほしい」という構えです。この記事では、なぜそうなるのかと、確実に確かめる方法をまとめます。
調べた9社の状況
スターバックス、ドトール、タリーズ、コメダ珈琲店、サンマルクカフェ、上島珈琲店、エクセルシオールカフェ、星乃珈琲店、銀座ルノアール。この9社の公式サイトを見た結果です。
- コメダ珈琲店・銀座ルノアール・サンマルクカフェ:公式のお知らせページを確認しましたが、2026年8月時点でお盆に関する告知はありませんでした
- スターバックス:個別の店舗ページには「定休日:不定休」と表示されます。ただし公式に「臨時休業店舗一覧」も運用されており、休まない保証ではありません
- 星乃珈琲店:公式の店舗情報に「営業時間が変更となっている場合があるため、詳しくは直接店舗にお問い合わせください」と明記されています
- サンマルクカフェ:店舗検索に「営業時間の変更・臨時休業の実施など予告なく変更する場合がございます」との注記があります
- タリーズ・ドトール・エクセルシオール・上島珈琲店:店舗ごとに営業時間が大きく異なり、全国一律のお盆スケジュールは公開されていません
年末年始には店舗別の営業時間をPDFで公開する会社もありますが、お盆については同様の発表が見当たりませんでした。
なぜ「店舗による」としか言えないのか
チェーン店の営業は、その店がどこにあるかで条件が変わるからです。
- 駅ナカ・駅前の店:お盆は帰省や旅行で人が動くため、駅の利用者はむしろ増えます。開いている可能性が高い立地です
- オフィス街の店:通勤客がいなくなるので、客が大きく減ります。営業時間を短縮したり休業したりする判断が起きやすい場所です
- 商業施設・百貨店の中の店:施設全体の営業時間に従います。施設が休館すれば店も休みます
- 観光地・行楽地の店:かき入れ時なので、通常より長く営業することもあります
同じチェーンでも、これだけ条件が違います。本部が全国一律に「お盆も営業します」と言えないのは、言えば嘘になる店が出るからです。「店舗検索で確認を」という案内は、不親切なのではなく正確なのだと考えたほうがよさそうです。
個人経営の喫茶店はどうか
個人店は、お盆に休む店が相対的に多くなります。従業員に休みを取ってもらうため、店主自身が帰省するため、という理由です。飲食業界の専門家も、お盆に休業や時間短縮をして従業員に休暇を取ってもらうことには意味があると述べています。
ただし「個人店は何割が休む」といった統計は見当たりませんでした。観光地にある店ならむしろ売上が伸びる時期でもあり、一概には言えません。行きつけの店があるなら、お盆前に直接聞いておくのがいちばん確実です。
確実に確かめる3つの方法
1. 公式サイトの店舗検索を見る(最も確か)
今回調べた9社すべてが、この方法を案内していました。チェーンの公式店舗検索は、その会社が自ら更新している情報です。「◯◯(チェーン名) 店舗検索」で調べて、行きたい店のページを直接開いてください。公式アプリを持っているなら、そちらでも確認できます。
2. 電話で聞く
星乃珈琲店のように、公式が「直接店舗にお問い合わせください」と案内している場合もあります。遠出してその店に行くつもりなら、電話がいちばん速くて確実です。
3. 公式SNSの直近の投稿を見る
個人店では、臨時休業の告知をSNSだけで出す店が少なくありません。公式サイトを持たない店なら、SNSが唯一の告知場所になります。
なお地図アプリの営業時間表示は便利ですが、店側が更新していない場合もあります。遠方から向かうときは、地図アプリの表示だけを信じないほうが安全です。
お盆の街は、いつもと人の流れが違う
位置情報を扱う企業の分析では、お盆の期間に東京や大阪といった大都市で人口が減る傾向が示されています。帰省や旅行で人が地方へ移動するためです。
これはカフェを探す側から見ると、都合のいい話でもあります。お盆の都心は、普段より店が空いていることがあるということです。休みに遠出しない年は、いつも混んでいて入れない店を狙うチャンスかもしれません。開いてさえいれば、ですが。
逆に、帰省先の地方都市や観光地では、普段より混みます。実家の近くでゆっくりしようと思っていた店に行列ができている、ということが起こります。
帰省先でカフェを探すコツ
- 駅前から探す:帰省客がいる分、駅前のチェーン店は開いている可能性が高くなります
- 商業施設の中を狙う:施設が営業していれば、その中の店も開いています。営業状況は施設の公式サイトで一度に確認できます
- 朝の時間帯を使う:混雑するのは午後です。朝早い時間なら、席が空いていることが多くなります
- 個人店は前日までに確認する:当日行ってシャッターが閉まっていた、というのがいちばん残念な結果です
よくある質問(FAQ)
Q. スターバックスはお盆も営業していますか?
個別の店舗ページには「定休日:不定休」と表示されており、定休日を設けていない店が基本です。ただし公式に「臨時休業店舗一覧」も運用されているため、確実に開いているとは言い切れません。行きたい店舗のページを確認してください。
Q. コメダ珈琲店のお盆の営業時間は?
2026年8月時点で、公式のお知らせページにお盆に関する告知は掲載されていませんでした。年末年始は店舗別の営業時間を公開する慣行があるため、お盆についても今後告知が出る可能性はあります。公式店舗検索で個別に確認するのが確実です。
Q. 商業施設の中の店はどうなりますか?
施設全体の営業時間に従います。施設側が休館日や時間変更を設定していれば、中の店もそれに従うことになります。施設の公式サイトを見れば、複数の店を一度に確認できます。
Q. お盆に都心のカフェは混みますか?
位置情報の分析では、お盆の期間に東京・大阪などの大都市で人口が減る傾向が示されています。都心の店は普段より空いている可能性があります。ただし観光地や帰省先の地方都市では逆に混みます。
Q. 地図アプリの営業時間は信用できますか?
参考にはなりますが、店側が更新していない場合があります。遠くから向かうときは、公式サイトの店舗検索か電話で確認するほうが安全です。
まとめ
主要カフェチェーン9社を調べた結果、2026年のお盆について営業を告知している会社はなく、「全店年中無休」と明言している会社もありませんでした。どこも「店舗による」という案内です。駅ナカとオフィス街、商業施設と路面店で条件がまったく違うため、本部が一律に言えないというのが実情でしょう。
確認する手段は3つ。公式サイトの店舗検索、電話、公式SNS。この順で確かです。地図アプリの表示は便利ですが、遠出するときの唯一の根拠にはしないほうが安全です。
お盆の都心は、人が地方へ移動するぶん空いていることがあります。開いている店さえ見つかれば、普段より静かな席で過ごせる時期でもあります。
参考サイト
- https://store.starbucks.co.jp/ | スターバックス コーヒー ジャパン 店舗検索
- https://www.komeda.co.jp/news/ | コメダ珈琲店 お知らせ
- https://shop.tullys.co.jp/ | タリーズコーヒー 店舗検索
- https://www.hoshinocoffee.com/shop.html | 星乃珈琲店 店舗情報
- https://www.saint-marc-hd.com/saintmarccafe/ | サンマルクカフェ 公式サイト
- https://www.ginza-renoir.co.jp/information/ | 銀座ルノアール インフォメーション
- https://shop.doutor.co.jp/doutor/spot/list | ドトールコーヒー 店舗検索
- https://note.com/locationmind/n/n55028ace5575 | LocationMind「お盆期間の人流分析」
