【2026年最新】カフェ・喫茶代がいちばん高い街ランキング|1位は名古屋市16,431円、モーニング文化との関係を家計調査で読み解く

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1年間に喫茶店・カフェで使う金額は、住む街によって最大3.5倍違います。総務省の家計調査(二人以上世帯・2023〜2025年の平均)によれば、全国52市(都道府県庁所在市と政令指定都市)のうち「喫茶代」がもっとも高いのは名古屋市の16,431円。もっとも低い青森市の4,626円と比べると、その差は11,805円にのぼります。
この記事では、家計調査の「外食」区分にある喫茶代のランキングを、上位10市まで実際の数値で紹介します。1位の名古屋市には、モーニング文化という分かりやすい背景があります。よく似た「コーヒー支出ランキング」との違いも合わせて整理しました。
喫茶代ランキング|上位10市(家計調査・2023〜2025年平均)
- 1位 名古屋市 16,431円
- 2位 東京都区部 16,270円
- 3位 岐阜市 14,663円
- 4位 さいたま市 13,941円
- 5位 千葉市 12,899円
- 6位 川崎市 12,881円
- 7位 横浜市 12,765円
- 8位 京都市 12,758円
- 9位 相模原市 12,325円
- 10位 奈良市 11,668円
全国平均は10,261円です。1位の名古屋市はここから6割以上も高い水準にあります。この「喫茶代」は、総務省家計調査の「外食」区分にある品目で、家庭でコーヒー豆やティーバッグを買う金額とは別に、実際に喫茶店・カフェへ足を運んで店内で消費した金額を指します。調査対象は47都道府県ではなく、都道府県庁所在市と政令指定都市を合わせた52市です。「県」単位のランキングではない点に注意してください。
1位・名古屋市とモーニング文化の関係
名古屋市が1位になった背景として分かりやすいのが、コーヒー1杯の値段でトーストとゆで卵が付いてくる「モーニングサービス」の文化です。当サイトの別記事「名古屋モーニング完全ガイド」でも紹介していますが、発祥には一宮市発祥説(昭和30年代、繊維業の商談で来店した常連客へのお礼として始まったとされる)と豊橋市発祥説(駅前の喫茶店が夜勤明けの客にまかないのパンを出したのが始まりとされる)の2説があり、決着はついていません。いずれにせよ愛知県は喫茶店の店舗数・利用者数がともに多く、店同士の競争がサービスの拡充を後押ししてきたとされます。小倉トースト(あんこをのせたトースト)が名古屋発祥とされ、いまも多くの店のモーニングに入っているのも、この土地に根づいた喫茶店文化の表れです。
家計調査の数値だけから「なぜ名古屋が1位か」を断定することはできませんが、コーヒー1杯で朝食が済む形で日常的に喫茶店へ足を運ぶ習慣があることは、外食としての喫茶代を押し上げる一因になっていると考えられます。
「喫茶代」と「コーヒー支出」は別のランキング
当サイトでは以前、家庭でのコーヒー・紅茶の購入額をランキングにした記事も公開しています。これらと今回の「喫茶代」は、家計調査上まったく別の品目です。コーヒー支出・紅茶購入額は「食料」区分で、豆や茶葉を家で買って飲む金額。喫茶代は「外食」区分で、実際に店へ行って店内で消費する金額を指します。
事実、順位の顔ぶれも入れ替わります。家庭でのコーヒー支出が全国1位だったのは大津市(別記事参照)でしたが、今回の喫茶代1位は名古屋市です。「家で飲む派」が多い街と「店で飲む派」が多い街は、必ずしも一致しません。両方のランキングを見比べると、同じ「コーヒーにお金をかける街」でも、その使い道が違うことが見えてきます。
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最下位との差はどれくらいか
52市の最下位は青森市の4,626円で、1位の名古屋市とは3.5倍の開きがあります。全国平均(10,261円)を挟んで、上位は東海・首都圏・関西の都市に集中しているのが今回のランキングの特徴です。同じ日本でも、喫茶店の使い方は街によってこれだけ違います。
よくある質問(FAQ)
Q. なぜ名古屋市が1位なのですか?
家計調査の数値だけからは原因を断定できませんが、モーニングサービスのようにコーヒー1杯で朝食が済む習慣が日常的に根づいていることは、外食としての喫茶代を押し上げる一因と考えられます。
Q. 東京都区部が2位なのはなぜですか?
名古屋市との差はわずか161円です。東京都区部は外食全体の支出額も全国で高い水準にあり、単価の高いカフェ・喫茶利用が多い都市部特有の傾向が、喫茶代にも表れていると考えられます。
Q. 「喫茶代」ランキングと「コーヒー支出」ランキングは同じですか?
別物です。喫茶代は外食(店で飲む)、コーヒー支出は食料(家で飲む)の集計で、上位に入る都市もほとんど重なりません。
まとめ
家計調査の「喫茶代」で見ると、1位は名古屋市の16,431円、2位は東京都区部の16,270円と、わずか161円差で東海と首都圏がトップ2を分け合いました。名古屋市の1位には、モーニングサービスという分かりやすい喫茶店文化があります。家庭で飲む「コーヒー支出」とは別物のランキングなので、両方見比べてみると、自分の街の喫茶店との付き合い方も見えてくるかもしれません。
参考サイト
- https://www.stat.go.jp/data/kakei/zuhyou/rank13.xlsx | 総務省統計局「家計調査 品目別ランキング」外食(喫茶代)
- https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html | 総務省統計局「家計調査 品目別支出額(ランキング)」
