柿は実は9月から始まる|収穫量ランキング1位和歌山・2位奈良

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柿というと10月や11月、秋も深まった頃の果物というイメージがあるかもしれません。ところが産地によっては、もう9月から柿の収穫が始まっています。
この記事では、農林水産省の作物統計をもとに、柿の収穫量ランキングと、9月から柿が出回り始める理由を紹介します。
柿の収穫量ランキング、1位は和歌山県
近畿農政局が2026年4月にまとめた資料によると、令和7年産の柿の全国収穫量は17万9,600トンで、都道府県別の収穫量割合は、1位が和歌山県で22%、2位が奈良県で14%です。この2県だけで全国の37%を占めています(表示単位未満を四捨五入しているため、内訳の単純合計とは1ポイントずれます)。3位は福岡県で8%、4位は岐阜県で6%、5位は愛知県で6%でした(数値は概数値です)。
なぜ9月から柿が出回り始めるのか
和歌山県によると、柿の品種「刀根早生」の収穫時期は9月中旬から10月上旬です。渋柿の一種ですが、渋抜きをしてから出荷されるため、渋みのないまろやかな甘さで食べられます。農林水産省の調査(令和5年産)によると、和歌山県は栽培面積のうち渋柿が79%を占め、なかでも刀根早生が51%と主力品種になっています。多くの人がイメージする10月・11月の柿より一足早く、9月のうちから店頭に並び始めるのはこの品種があるためです。
和歌山と奈良、産地の違い
同じ上位2県でも、栽培している柿の傾向は対照的です。和歌山県は渋柿が79%を占め、渋抜きをして食べる品種が中心です。一方の奈良県は甘柿が67%を占め、そのまま食べられる「富有」という品種が主力になっています。同じ柿でも、産地によって渋柿中心か甘柿中心かが分かれているのは興味深いところです。
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よくある質問(FAQ)
Q. 柿の収穫量1位はどこですか?
A. 近畿農政局がまとめた令和7年産の資料では和歌山県が1位で、全国シェア22%です。2位は奈良県で14%、この2県で全国の37%を占めています。
Q. 柿はいつから食べられるようになりますか?
A. 品種によって異なりますが、「刀根早生」のような早生品種は9月中旬から10月上旬が収穫時期です。10月・11月に出回る品種より一足早く店頭に並びます。
Q. 和歌山と奈良では柿の種類が違うのですか?
A. 傾向が異なります。和歌山県は渋抜きして食べる渋柿が79%を占めるのに対し、奈良県はそのまま食べられる甘柿が67%を占めています。
まとめ
柿の収穫量ランキングは、令和7年産で1位和歌山県・2位奈良県、この2県だけで全国の37%を占めています。「刀根早生」のような早生品種があるため、柿は10月・11月を待たずに9月から出回り始めます。産地ごとの渋柿・甘柿の違いも意識しながら、旬の柿を味わってみてください。
