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さつまいも収穫量ランキング|病害から回復した鹿児島が茨城との差を広げる

公開: 2026/10/06 更新: 2026/10/04
さつまいも収穫量ランキング|病害から回復した鹿児島が茨城との差を広げる

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焼き芋が恋しくなる季節になりました。さつまいもの産地といえば鹿児島を思い浮かべる人が多いと思います。収穫量ランキングでも鹿児島は1位ですが、2位の茨城との差は年々広がっています。

この記事では、農林水産省の作物統計をもとに、さつまいもの収穫量ランキングと、鹿児島と茨城のあいだで差が動いている理由を紹介します。

さつまいも収穫量ランキング、鹿児島と茨城の差は3ポイントに拡大

農林水産省が2026年3月にまとめた資料によると、令和7年産のさつまいもの全国収穫量は69万9,400トンで、前年産より2%減りました。都道府県別に見ると、1位は鹿児島県で21万9,000トン、全国シェアは31%です。2位は茨城県で19万6,000トン、シェア28%でした。差は3ポイントで、令和5年産の2.1ポイントから拡大しています。3位は千葉県で8万トン(11%)、4位は宮崎県で7万トン(10%)でした。この上位4県だけで全国収穫量の8割を占めています。

差が広がった理由は、両県で明暗が分かれたことにあります。鹿児島県は、病害に強い品種への切り替えや防除対策が進んだことで、これまで生産量を落としてきた「サツマイモ基腐病」の被害が減少し、10a当たりの収量が前年比3%増えました。一方の茨城県は、高温・乾燥の影響でいもの肥大が抑えられ、10a当たりの収量が前年比2%減っています。順位そのものは変わっていませんが、回復した鹿児島と足踏みした茨城という、産地ごとの明暗がランキングの差に表れた形です。

鹿児島と茨城、それぞれの栽培条件

鹿児島県には、火山灰が堆積してできたシラス台地が広く分布しています。水はけがよく、水田には向かない土壌ですが、乾燥に強いさつまいもの栽培には適しており、この土地条件が県内有数の産地を育ててきました。茨城県も、同じく火山灰に由来する関東ローム層が広がる水はけのよい台地が多く、干し芋づくりをはじめとした加工にも強い産地として発展しています。どちらも火山灰起源の土壌ですが、噴出源や堆積の仕方が異なり、シラスは火砕流の堆積物、関東ロームは降り積もった火山灰が風化してできたものという違いがあります。

さつまいもの旬と食べ方

さつまいもは掘り立てよりも、収穫後しばらく貯蔵して糖度を上げてから出荷されることが多く、9月から12月にかけてが食べ頃の時期です。焼き芋や大学芋のような素朴な食べ方のほか、スイートポテトや芋けんぴなどスイーツとしても親しまれています。産地によって甘みやほくほく感の出方が違うため、鹿児島産と茨城産を食べ比べてみるのも楽しみ方のひとつです。

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よくある質問(FAQ)

Q. さつまいもの収穫量1位はどこですか?

A. 農林水産省の作物統計(令和7年産)では鹿児島県が1位で、全国シェア31%です。2位の茨城県は28%で、その差は3ポイントです。

Q. 鹿児島と茨城で、さつまいもの育ち方に違いはありますか?

A. 鹿児島は火山灰土壌のシラス台地、茨城も同じく火山灰起源の関東ローム層です。どちらも水はけがよく、噴出源や堆積の仕方が異なるだけで、さつまいも栽培に向いている点は共通しています。

Q. さつまいもの旬はいつですか?

A. 収穫自体は秋ですが、貯蔵して糖度を上げてから出荷されることが多く、食べ頃としては9月から12月頃がおすすめの時期です。

まとめ

さつまいもの収穫量ランキングは、1位鹿児島・2位茨城の顔ぶれは変わらないものの、その差は2.1ポイントから3ポイントへ広がっています。病害からの回復と天候による不作という、産地ごとの一年の明暗がそのまま表れた結果です。焼き芋がおいしい季節、産地の背景を意識しながら食べ比べてみてはいかがでしょうか。

参考サイト



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