秋分の日2026は9月23日|昼と夜が本当に並ぶのは3日後の26日、16分ずれる2つの理由

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2026年の秋分の日は9月23日(水)です。太陽が秋分点を通過するのは同日の9時05分。「昼と夜の長さが等しくなる日」と説明されることが多い日ですが、東京ではこの日、昼のほうが16分長くなります。国立天文台の日の出入りデータで計算すると、実際に昼と夜が並ぶのは3日後の9月26日でした。
この記事では、秋分の日の日付がどう決まるのか、なぜ昼と夜が同じにならないのか、そして本当に並ぶのはいつなのかを、一次データで確かめていきます。
秋分の日は「太陽が秋分点を通る瞬間」を含む日
秋分とは、太陽が天球上を進んで太陽黄経180度の点、つまり秋分点を通過する瞬間を指します。2026年は9月23日9時05分がその瞬間です。この瞬間を含む日が、その年の秋分の日になります。
日付が年によって動くのは、地球が太陽を一周するのにかかる時間が365日ちょうどではないからです。わずかなずれが毎年たまり、4年に一度のうるう年でまとめて調整されます。そのため秋分の瞬間は年ごとに数時間ずつずれ、日付をまたぐ年も出てきます。
その年の秋分の日を正式に確定させるのは、国立天文台が前年の2月に発表する「暦要項」です。2026年分は令和7年(2025年)2月3日に発表され、官報に掲載されました。祝日でありながら、2年先の日付を法律だけでは断言できない珍しい日でもあります。
昼のほうが16分長い、2つの理由
秋分の日に昼と夜がぴったり12時間ずつにならないのは、観測上の取り決めと大気の性質という、性格の違う2つの理由が重なるためです。
理由1|日の出は「太陽の上辺」が地平線に届いた瞬間
日の出と日の入りは、太陽の中心ではなく上辺が地平線に一致した時刻と決められています。太陽には見かけの大きさがあるため、中心が地平線に来るより早く日の出を迎え、遅く日没を迎えることになります。この定義だけで、昼の時間は数分伸びます。
理由2|大気が太陽を浮き上がらせる
地球の大気は光を屈折させるため、地平線近くの天体は実際の位置より高く見えます。国立天文台はこの浮き上がりを35分8秒角として計算に入れています。まだ地平線の下にある太陽が見えてしまうぶん、日の出は早まり日の入りは遅れ、昼がさらに伸びます。
この2つを合わせた結果が、東京の9月23日のデータに表れています。日の出は5時29分、日の入りは17時37分。昼の長さは12時間8分、夜は11時間52分で、差は16分です。
昼と夜が本当に並ぶのは9月26日
では、昼と夜の差がいちばん小さくなるのはいつなのか。国立天文台暦計算室が公表している東京の日の出入り時刻から計算すると、次のようになります。
| 日付 | 日の出 | 日の入り | 昼の長さ |
|---|---|---|---|
| 9月23日(秋分の日) | 5:29 | 17:37 | 12時間8分 |
| 9月24日 | 5:30 | 17:36 | 12時間6分 |
| 9月25日 | 5:31 | 17:34 | 12時間3分 |
| 9月26日 | 5:32 | 17:33 | 12時間1分 |
| 9月27日 | 5:32 | 17:31 | 11時間59分 |
9月26日の12時間1分を最後に、翌27日には11時間59分となって夜が昼を追い越します。つまり東京で昼と夜が入れ替わるのは、秋分の日そのものではなく、その3日後です。同じ理由で春分の日には逆のことが起き、昼と夜が並ぶのは春分の日より前になります。
2026年は秋分の日を含む5連休になる
2026年の9月は、祝日の並びが良い年です。内閣府が公表している国民の祝日によると、9月21日(月)が敬老の日、9月23日(水)が秋分の日で、その間に挟まれた9月22日(火)が祝日法にもとづく「国民の休日」になります。前の土日と合わせると9月19日から23日までの5連休です。この並びについてはシルバーウィークは11年ぶりの5連休で詳しく整理しています。
暦の上では、秋のお彼岸もこの連休に重なります。2026年の彼岸入りは9月20日、中日が秋分の日の9月23日、彼岸明けが9月26日です。彼岸明けの日が、先ほど計算した「昼と夜が並ぶ日」とちょうど同じ日になります。
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よくある質問(FAQ)
Q. 秋分の日はなぜ年によって日付が変わるのですか?
地球が太陽を一周する時間が365日ちょうどではないため、太陽が秋分点を通過する瞬間が年ごとにずれるからです。その瞬間を含む日が秋分の日になるので、9月22日になる年もあれば23日になる年もあります。
Q. 秋分の日はいつ正式に決まるのですか?
国立天文台が前年2月に発表する「暦要項」で確定し、官報に掲載されます。2026年分は2025年2月3日の発表でした。
Q. 秋分の日に昼と夜が同じにならないのはなぜですか?
日の出・日の入りを太陽の上辺で判定していることと、大気の屈折で太陽が35分8秒角ぶん浮き上がって見えることの2つが重なり、昼のほうが長く計測されるためです。東京では16分の差が出ます。
Q. 昼と夜が同じ長さになるのは何日ですか?
厳密に12時間ずつになる日はありませんが、東京で差がいちばん小さくなるのは2026年9月26日です。この日の昼が12時間1分、夜が11時間59分で差は2分。翌27日に昼夜が逆転します。地点の緯度によって前後します。
まとめ
2026年の秋分の日は9月23日、秋分の瞬間は9時05分です。この日の東京は昼が12時間8分、夜が11時間52分で、昼が16分長くなります。太陽の上辺で日の出入りを決めていることと、大気が太陽を浮き上がらせることが理由です。昼と夜が本当に並ぶのは、彼岸明けと同じ9月26日。5連休のうちに、日が短くなっていく速さを一度確かめてみてください。
参考サイト
- https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2026/rekiyou262.html | 国立天文台暦計算室「令和8年(2026)暦要項 二十四節気および雑節」
- https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2026/s1309.html | 国立天文台暦計算室「日の出入り@東京 2026年9月」
- https://www.nao.ac.jp/faq/a0303.html | 国立天文台「春分・秋分の日に昼夜の長さが等しくならないのはなぜ?」
- https://www.nao.ac.jp/faq/a0301.html | 国立天文台「何年後かの春分の日・秋分の日はわかるの?」
- https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html | 内閣府「国民の祝日について」
